今現在東京都で暮らしているのですが、東京とクロスバイクの相性が抜群だと感じたため記事にします。
どうして一般的な自転車(いわゆるママチャリ)ではなく5~10万円程度するクロスバイクがオススメなのか? なぜチャリンコごときに大金を費やすのか? この記事を読めばそれらの疑問を解決することができます。
それでは見ていきましょう。
半径30km以内なら無料でどこへでも行ける
一般的な自転車であれば往復で10~20km程度しか走れませんが、スポーツバイクであるクロスバイクは慣れれば往復で100km程度走ることが可能です。
とは言え、慣れてない初心者のうちは難しいと思うので往復30km程度から走ってみましょう。
この行動範囲の広さがクロスバイク最大の魅力になります。
下記に東京駅から半径10,20,30kmの地図を張っておきます。
上記の地図を見てみると東京駅から横浜駅までは30km以内でありクロスバイクで行くことが可能であることが分かると思います。
また、さいたま市や柏市、習志野市などにも行くことが可能です。

柏市になんて用事ねぇよ。
電車で移動する方であればほとんどの方が「用事がない場所に誰がわざわざ行くかよ」と考えると思います。
ですがクロスバイクを持っている方であれば、用事がなくても行ったことがないから行ってみたい! と感じるようになるんです。
例えば渋谷駅を出発して


新宿駅に行き


そこから池袋駅


上野駅と1日で回ることも可能です。 ※新宿駅のみ別日で撮影しています。


このようにクロスバイクであれば東京都内を自由に探索することができるんです。


移動費が無料だから用事がなくても未開発の場所へいける
上の移動ルートを見て「無料で行けるっていうけど電車で良くない?」と感じてしまう方もいると思います。
確かにその通りです。ですが電車で移動する場合移動費がかかってくるため「いつもは渋谷で遊んでるけど今日はなんとなく赤羽に行ってみようかな?」と思える人はそう多くないでしょう。
そのため東京都内に長く住んでいると週末は決まった場所にしか行かなくなってしまう方が多いです(通勤定期の範囲内や渋谷などの繁華街など)。
確かにクロスバイクを所持していない友人たちを見ていると行動範囲が決まっている方が多く、「せっかく都内に住んでるのに知っている場所以外に行かないのはもったいないなぁ」と感じてしまいます。
この「なんとなく知らない場所へ行ってみたい」という感情にさせてくれるのがクロスバイクの魅力なんです。
シティサイクル(ママチャリ)とクロスバイクのメリットデメリットを比較


クロスバイクは素晴らしい製品ですがデメリットを把握していないと「なんだこれ? クソ製品じゃね?」と感じてしまうことが。
そのためここからはクロスバイクとママチャリの違いについて説明します。おもにデメリットについて。
まずは下記の表をどうぞ。
シティサイクル(ママチャリ) | クロスバイク | |
金額 | 安価(約2万円以下) | 高価(5万円前後) |
重量 | 重い(20kg近い) | 軽い(10kg前後) |
段差 | 乗り越えられる | 乗り越えることが困難 |
空気入れ | たまにでいい | 毎週(可能であれば毎日) |
カゴ | ついている | 基本的になし(装着可能なものもある) |
スピード | 遅い | スゲー速い |
走行距離 | 短い | 長い |
ライトなどの付属品 | ある | ない |
表にまとめるとこんな感じです。
把握しなければならないデメリット
「ママチャリに比べて高級なのだからすべてにおいてクロスバイクのほうが優れている」と勘違いしがちですがクロスバイクにはママチャリに比べて欠点がたくさんあります。
①ライト、ベル、スタンドなどの付属品がない⇒金がかかる


クロスバイクはママチャリのように付属品がついていません。そのため下記のアイテムを購入する必要があります。
・鍵
・ベル
・ライト
・泥除け
・スタンド
・空気入れ
・ヘルメット
・スマホホルダー
・カゴ(欲しければ)
※インターネットで上記の付属品を購入する前にハピタスというポイントサイトに登録すればポイントを2重に獲得することができます。
ハピタスについて詳しく知りたい方は下記の記事をどうぞ!
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下記に私が愛用している製品を並べます。
鍵は2つ購入していますが予算がない場合は汎用性の高い真下のカギを購入しましょう。
ライトはこちら。USB充電式のものもありますが私は乾電池で動くものを使用しています。
スマホスタンドはこちら。アスペクト比16:9の製品に対応しています。
なおこの製品にアスペクト比21:9の縦長スマホ(Xperia 5 Ⅱ)を装着すると画像のようにガバガバになって使えません。Xperia以外のiPhoneなどのスマホを使用しましょう。


②段差に弱い
クロスバイクは段差に非常に弱いです。ママチャリであれば多少の段差は「ガツン」と乗り越えられますがクロスバイクの場合、腕とお尻に強い衝撃が加わってしまい純粋に痛いです。
そのため段差がある場合は減速したり自転車から降りたりする必要が出てきます。
③雨の日は危険、乗れないと思っていい
雨の日にクロスバイクの乗ることは非常に危険です。なぜならタイヤがママチャリに比べて細いのでとても滑りやすいからです。また泥除けがついていないため雨の日に乗車すると背中がびしょ濡れになってしまいます。
そのため私は雨の日はクロスバイクに乗車しません。
④毎週(できれば毎日)空気入れをしないといけない
毎日、最低でも1週間に1度空気を入れないとすぐにパンクしてしまうのがクロスバイクの欠点。
なぜならママチャリに比べてパンクしやすい理由はタイヤが細いからです。
⑤ママチャリに比べて盗難される可能性が高い
クロスバイク、というかロードバイクなどのスポーツバイクはママチャリに比べて盗難被害に遭う確率が高いです。
私がカギを2つ所持している理由は盗難が怖いからです。
⑥お尻が痛い
クロスバイクに乗車すると慣れないうちはすぐにお尻が痛くなります。
何度も乗車していれば慣れてくるようになるのですが「どうしても痛い、耐えられない!」という方はサドルを交換してみたり専用のパンツを履いてみたりしましょう。
⑦右足側のズボンが汚れる
クロスバイクは下記の写真の通り、自転車のギア部分がむき出しです。そのため右足のズボンとチェーンが接触してしまいがち。


ズボンを汚したくない方は半ズボンをはいたりズボンをまくったりしましょう。
高級なロードバイク盗まれるからいらない


クロスバイクに興味を持つようになると10万、20万円するようなロードバイクが欲しくなってくると思います。
ロードバイクは高級だからいいものである、と考えている人が多いですが実は無視できない大きなデメリットがあります。
それは高級であるがゆえに盗難される可能性が非常に高いことです。
私自身ママチャリに比べて高級なクロスバイクに乗車していますが駐車する際は「もしかしたら盗まれてしまうのでは?」といつもびくびくしています。
そのため10万円以上するロードバイクは購入しないほうが良いでしょう。
おまけ
本日は自転車に関する記事を書きましたが、こちらの記事も読んでいただけると嬉しいです。


まとめ
いかがだったでしょうか。
本日はクロスバイクが東京都と相性がいい理由を解説しました。
私自身クロスバイクを購入する前は「自転車に大金かけるなんてバカらしい」と思っていましたが、実際に東京でクロスバイクに乗ってみると様々な場所に行くことができてとても楽しい日々を送れています。
例えば、今日はラーメン次郎○○店、明日はラーメン次郎△△店に行くぞ! と言った感じです。
この行動範囲の広さは自転車ならではのもので、電車では叶えることができないものだと思っています。
それでは!