上司の自慢がうざい! 〇ね!!!
会社や学校などのコミュニティに所属している人であれば誰もが一度はこんなことを考えたことがあるでしょう。
そこでこの記事ではどうして自慢と武勇伝がつまらないのか理由を掘り下げて考えます。
次になぜ自慢をする人と距離を置くべきなのか私の考えをお伝えします。
それでは見ていきましょう。
自慢話や武勇伝がつまらない理由
なぜ自慢話や武勇伝がつまらないのか? 私の場合、次のように回答します。
尊敬できない人や興味のない人が内面を語るからつまらない
自慢話がつまらないのは興味のない、あるいは尊敬できない人が自分の内面を一方的に語ってくるからです。
さらに言えば「自慢話」を「成功体験の押しつけ」と言い換えることもできるでしょう。
仮に尊敬できる人が自分の内面を語っているのであれば、イヤな気持ちになることはあまりありません。
例えば自身の成功体験を語るビジネス系YouTuberや自己啓発本はどうでしょうか?
ほとんどの方がその話を自慢と感じず、すごい人の勉強になる話と感じるはずです。
むしろその話をもっと教えてほしい! と積極的な姿勢になるでしょう。
つまり自慢話がつまらないと感じてしまうのは目の前にいる人間が尊敬できないからです。
成功体験の押しつけは嫌われる
「俺が若いころはこうした!」「俺がお前くらいの時はもっと働いていたんだよ!」
お酒の席や休憩時間にこんな言葉を投げかけられた人は多いと思います。
これらの的外れな成功体験の押しつけは「知らねえよ」としかなりません。
もしかすると言っていることは正しいのかもしれませんが、彼らの言葉の裏側には「年下の人間を叩き潰して快楽を得たい」という下心が透けて見えてしまいます。
下記の記事で詳しく解説していますが、正論は他人に強要していい言葉ではありません。
・正論は人を潰すハラスメント、マウント上司が嫌われる理由は?【弱者叩き】
自慢話と武勇伝は過去の自分をなぞっているだけ
自慢話は結局のところこれから起こる未来のことではなく過去の出来事について話しているだけです。
人は未来のことについては興味をもって話を聞くことができますが、「変えられない過去」については退屈に感じてしまいます。
そのため自慢話はつまらないし、変えなれない過去について話を聞いても時間の無駄である! と判断されやすいのです。
自慢をする人は悪い意味で現状に満足している、つまり向上心がない
そもそも論ですが、自慢をしてしまう人は現在の自分に満足している向上心のない人です。
向上心のある人であれば自慢などせずもっと自分磨きに励むことでしょう。
金メダリストなどの有名なアスリートを思い浮かべてください。
彼らはスポーツにおいて誰もが認める素晴らしい成績を残しますが、自慢などしません。
それどころか「どうやったらもっと優秀なプレイヤーになれるだろうか?」と常に未来のことを考えています。
ようするに本当に優秀な方であれば自慢などせず、努力をするのです。
相手が一方的にしゃべる場合、つまらないと感じやすい
自慢話にはこちらが意見を言えないようなマシンガントークがつきものです。
反対に楽しい人との会話は必ず自分と相手が同じくらいしゃべっています。
確かに一人だけがひたすらにしゃべっていても成立する会話は存在します。
しかしながら会話が成立するだけであって、一人だけがしゃべっている会話はつまらないことがほとんど。
学校の全校集会で必ず経験する校長先生のお話を思い出してください。
校長先生は生徒の都合など考えず、わけのわからない話を一方的に展開します。こちらが退屈そうな表情をしていても。
このように自分が全くしゃべれず相手が一方的にしゃべる場合はつまらないと感じやすくなるのです。
よくあるうざい自慢の例
ここまでは自慢話がつまらない理由を本質的に掘り下げてきました。
ここからは具体的につまらない自慢話とはどんなものなのか紹介していきます。
過去の俺はこんなにも悪かったんだ系の武勇伝
「昔は飲酒運転なんて日常茶飯事だった」「俺が中学のときは万引きをいっぱいした」
こんな風に「昔の俺はこんなにもワルでヤンキーだったんだ!」と語る大人は少なくないですよね。
20代の方ならまだ許容できるかもしれませんが(いやできないわ)、中年になってこの手の自慢をする人は「痛い」を通り越してあきれてしまいます。
なぜこの手の人たちは過去の犯罪を自慢するのでしょうか?
過去の経歴をひたすらに語る
学生時代の部活の成績や卒業した大学のすごさを語る人も多いです。
確かにそれらの経験や成績は素晴らしいのかもしれませんが、過度にアピールされるのはめんどくさいとしか言いようがありません。
しかも過去の経歴をアピールする人は「俺ってすごいでしょ? 褒めて!」と謎の圧力をかけてくることが多いです。
小さな子供が母親に対してこんなコミュニケーションをするのであればほほえましいですが、大の大人がこんなことをしていたら幼稚な印象を持たれてしまいます。
見た目は大人、頭脳はこども。その名は名探偵…?
人脈自慢(友達が多い彼氏彼女がすごい!など)
親がお金持ちだったり、芸能人が知り合いだったり、恋人のプレゼントがすごかったり…
人脈に関する自慢もかなり多いですよね。
ラインの登録者数を競ったり意識高い系のパーティーに参加したり… 果たしてそんなことに意味があるのでしょうか?
基本的に人脈を自慢する人はさみしい人や寂しがり屋さんが多い印象を受けます。
もっと言えば他人の目を常に気にしていてる自分の軸がない人。
群れることでしか自分を価値のある人間だと認められない人達なのでしょう。
その話は自慢?それとも事実?
実はあなたが自慢話と思っていても、ほかの人には自慢ではなく感じるときがあります。
例えば「有名な大学を卒業した」「年収1000万円」「〇〇株式会社の社長」これらの発言を自慢ととらえることも可能ですが、過去にこの人が行ってきた「実績」とみる事もできるのです。
つまりあなたが「自慢話をされている」と感じたら、目の前にいる人に対して何らかの良くない感情を持っている場合が多いのです。
だとすると「自慢がうざい!」というよりも、話している人との関係に問題があると考えられます。
自慢話を繰り返すイヤな人とは距離を置こう
長々と「自慢話する人ってうざいよねぇ」と書いてきましたが自慢をする人とは距離を置いてしまってなんら問題ありません。
なぜなら自慢をする人に対して、あなたはいい感情を抱いていないからです。
また、自慢をしたい人はあなたと会話をしたいのではなく、自分の自慢話を熱心に聞いてくれる人を探しているだけです。
仮にあなたが自慢をする人と距離を置けば、その人はほかの人を探して自慢話をしに行くでしょう。
その時は自慢話をされている人に助け船を出すようにしてください。
あなたのちょっとした声掛けが苦しんでいる人を助ける一歩になります。
まとめ
終わりです!
今日は自慢話をする人がなぜイヤなのかについて記事を書きました。
自慢話がイヤな理由をまとめると
・その人を尊敬できない
・現状に満足し向上心がない
・成功体験を押し付けられる
・自慢話は過去の変えられない話
・一方的にしゃべられてしまう
です!
私自身いろんな方と話してきましたが、自慢をする人とは距離を取るようにしています。
純粋に自慢はつまらないですし話を聞いても勉強になることはありませんでした。
不思議なことに自慢癖のある人と距離を取ると、その人はほかに自慢できる人がいないか一生懸命探すようになります。
その人のその後を観察してみるのもおもしろいですよ☆
それでは! また私の記事を読んでいただければと思います。