今回は海外旅行で必要と思われがちな変圧器について書きます。
結論からお伝えしますが、下記の5点以外に家電製品を持っていく予定がない方は変圧器はいりません。
・スマホ
・カメラ
・ノートパソコン
・ポケットWi-Fi
・ポケトーク
必要なのは変圧器ではなく「変換プラグ」です
ではなぜ変圧器が必要ないのか一つずつ説明していきます。
海外旅行や海外出張に変圧器(トランス)が必要な理由
初めに海外旅行に変圧器(トランス)が必要な理由を簡単に紹介します。
日本のコンセントからはAC100Vの電気が流れていますが、海外の場合200Vだったり120Vだったりと国や地域によってさまざまです。
そのため変圧器を使用して海外の電圧を100Vに変換する必要があります。
例えば普段みなさんが使っているドライヤーはAC100V専用の商品が多いので、変圧器がないと海外で使用することができません。
電圧を100Vに変圧することができれば日本の家電製品が海外でも使用可能になります。
そのため日本で使用している電化製品を海外でも使いたいという場合に変圧器が必要になってくるわけです。
※ほとんどのホテルでドライヤーは用意されているので海外旅行にドライヤーを持っていく必要はありません。
そもそも変圧する必要がない
実は一番最初に紹介した5つの製品(スマホ、カメラ、ノートパソコン、ポケットWi-Fi、ポケトーク)はAC100~240まで使用可能な場合が多く、変圧する必要がないです。
では一つ一つAC100~240までが使用可能なのか確認していきましょう。
スマホの充電器
まずはスマホの充電器から見ていきましょう。
私が使用している充電器はこちらの3つです。
赤で囲った写真中央部分に「入力 AC100V〜240V」あるいは「input 100-240V」の記載があると思います(画像小さくてごめんなさい)。
Anker製の充電器はこちらの製品です。
どのスマホ用の充電器にもAC100V〜240Vの記載があります。
おそらく皆さんが利用しているスマホの充電器にもAC100V〜240Vの記載があると思います。
この記載があれば海外でもこの製品が使える証拠になります。
実際にアメリカやヨーロッパに上で紹介した充電器を持っていきましたが、問題なく使用することができました。
カメラの充電器
続いてカメラの充電器をみていきましょう。
こちらもスマホ充電器と同じで「Input 100−240V」の記載があり海外でも使用可能なことがわかります。
ノートパソコン、ポケットWi-Fi、ポケトークの充電器
ノートパソコンの充電器も海外対応しているものがほとんどです。
写真はありませんがノートパソコンを海外旅行に持って行かれる方は充電器を確認しましょう。
旅行中に小さいサイズの充電器が欲しい方は下記をどうぞ。
・ノートPC用をカフェや出張、旅行でお手軽に充電!超小型充電器を紹介
ポケットWi-Fiとポケトークはスマホの充電器を利用することができます。
そのため変圧器を利用することなく充電器を使用することが可能です。
ポケトークについては下記の記事で解説しています。
・【徹底解説】海外旅行でポケトークを使用しての感想と評価、そして使い方
余談ですがプレイステーション4を海外に持っていって遊ぶことは可能です。
私の友人が出張で海外に持っていって遊んでいました。
必要なのは変圧器ではなく変換プラグ
冒頭部分でお伝えしましたが、海外旅行で必要なのは変圧器ではなく変換プラグです。
下の写真は家電量販店で撮影したものです。
日本のコンセントは基本的に線が2本縦に並んだものが使用されていますが、海外では「ハ」の時になっていたり丸型だったりとさまざま。
そのため変換プラグがないと日本製の電化製品をコンセントに差し込むことができない状態になります。
世界のプラグについては下記の対応表を見ていただければと思います。
例えばドイツの場合、丸い棒を差し込むようなプラグ(C/SE)になっています。
オススメの変換プラグは全世界対応のもの
金額は高めですが、全世界対応の変換プラグがオススメです。
全世界対応の変換プラグをオススメする理由は2つあります。
対してこちらは特定の国・地域でのみ使用することのできる変換プラグです。
全世界対応のプラグと比較して安価なことがメリットです。
オススメ理由① 何度も海外旅行や出張に行く場合使い回すことができる
お盆休みはアメリカ、お正月はヨーロッパに行きたい! そんな風に何度も海外旅行に行きたいと考えている方であれば間違いなく全世界対応の変換プラグの購入をオススメします。
なぜなら一度全世界対応のものを購入してしまえば何度も変換プラグを購入する手間が省けるからです。
何よりどの国、地域でも使用できるので安心感があります。
私自身、全世界タイプのものを購入しており様々な海外の地域で使い倒しています。
オススメ理由② うっかり渡航先のプラグを買い間違えることがない
渡航先のコンセントがCタイプと思いきや実はBタイプだった、といったトラブルも全世界対応の変換プラグを購入してしまえば無くすことができます。
万が一渡航先のコンセントが想像していたものと違っていたらスマホなどの家電製品を使用することができません。
そのため少し高価でも全世界対応の変換プラグを購入することをオススメします。
延長コードと電源タップを持っていこう
ホテル内にはコンセントが1つだけの時があったり、充電しずらい位置にコンセントが設置されていたりします。
その場合カメラやスマホなどを同時に充電しようとするとコンセントが足りなくなります。
またドミトリーのような複数人で同じ部屋に宿泊するホテルの場合、コンセントの取り合いになってしまうことが。
そのとき、延長コードを持っていると周りの人たちから救世主のように扱われます。
私は1メートルの延長コードを2本持っていくようにしています。
延長コードほど重要度は高くないですが、三角タップもあると便利です。
また、この記事を読んでくれている方は海外旅行の準備段階だと思いますので興味があれば下記の記事をどうぞ。
日本で使っている延長コードは海外で使用可能
念のため書いておきますが、私たちが普段使用している日本製の延長コードと三角タップは海外で利用できます。
ただし上で紹介した変換プラグは必要です。
まとめ
おわりです。
今回は海外旅行に必要と思われがちな変圧器について記事にしてみました。
私も初めて海外に行くときは「変圧器が間違いなく必要だ!」と考えていましたが、インターネットなどで調べてみると変圧器が必要ないことがわかりました。
そして実際に変圧器なしで海外旅行に行きましたが、問題なく海外旅行を楽しむことができました。
私の友人も海外出張(主に中国、韓国、台湾)に年間で150日〜200日程度行くのですが「変圧器は重たくてお金かかるだけだからマジでいらない、購入したけどお金の無駄だったわ」とぼやいていました。
しかしながらGoogleで「海外旅行 変圧器 オススメ」と検索すると、海外旅行で変圧器は必要ないにもかかわらず「この商品がオススメです、絶対に購入しましょう!」みたいな記事がとても多く出てきます。
しかもその手の記事ではオススメランキングまで作ってユーザーに買わせる気満々です。
そういった記事を見ていると情報弱者を騙す気満々に見えてしまって信用できなくなっちゃいますね。
話は変わりますが、海外旅行において変圧器ってどんな場面で必要になるんでしょうか?
私は海外旅行で変圧器は必要ないと思っているので実際に使っている方がいれば教えてください。
少し愚痴を挟んでしまいましたがまた私のブログを読んでくれると嬉しいです!
それでは!